2009-03-31 第171回国会 衆議院 環境委員会 第4号
最後に、せっかく田中先生から一言触れられましたので、私も土壌浄化法という汚水処理を実際にやってまいりました。最終的には、穴を掘ってその下にシートを敷いて、下には落ちないようにしながら、水が浸透しないようにしながら汚水を流して、浸潤といいますけれども、サイフォンの原理によって水が下から上に上がっていくんです。
最後に、せっかく田中先生から一言触れられましたので、私も土壌浄化法という汚水処理を実際にやってまいりました。最終的には、穴を掘ってその下にシートを敷いて、下には落ちないようにしながら、水が浸透しないようにしながら汚水を流して、浸潤といいますけれども、サイフォンの原理によって水が下から上に上がっていくんです。
そういう意味では、確かに、五十二年の届け出、それが書類的に確認をできる、実効性があるという言葉なのかもしれませんが、逆に、大臣もおっしゃったように、歴史があるわけでありますから、変な例えかもしれませんが、文字に残った歴史ではないけれども、周りの方がよく御存じの歴史があるわけですから、そういう意味では、柔軟にといいましょうか、幅広く地域の方から、そういう心配のことがあったら、土壌浄化法なんかも関連してくると
そのために土壌浄化法を早期に制定すべきだと思いますが、あわせて大臣、お答えいただきたいと思います。
元が少ないから全体も大したことじゃないんですけれども、建設省はこの問題、あるいは土壌浄化法とかこの地下浸透工法、これをどういうふうに評価をして取り組もうとしているのか。この三億のお金では十九カ所しかできない。非常にわずかな補助金なんです。ところが場所によっては、例えば私どもの地元の船橋なんかでは、新しく高校とか学校をつくるとすると、全部この工法を採用して、とにかく水が一挙に出ないようにしている。
○玉木説明員 土壌浄化法に対する評価ということでございますが、土壌浄化法は一般に土壌中の微生物の働きによりまして、土壌の吸着作用あるいは土壌が持っております有機物を分解する作用等を活用いたしまして下水処理を行う方式でございます。
農水省、来ていただいておると思いますが、農業集落施設の対策として、下水、屎尿等の処理あるいは団地等にも適しておるいわゆる土壌浄化法を使った処理法が各地で注目され、効果を上げておる例がございます。そのような実態をどう把握しているか、効果例があれば一例を挙げて御説明いただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 いまの農村における土壌浄化法の御説明以外にも、たとえばすでに琵琶湖のある場所ですが、ホテルの高級処理装置に土壌浄化システムを使用することによって、この装置の上部に芝生庭園をつくることができますので、そこでバーベキューを行ったり修学旅行の生徒が弁当を広げる光景さえもあるような、いわゆる下水の処理といった暗いイメージのない、それの上部が非常に有効に利用できる、こういった面がございますね
○竹内(勝)委員 そこで、最近参議院の公害委員会で参考人を呼んでこの下水処理の論議を行っておりますが、特にその中で、土壌を用いての廃棄物処理、方法として幾つか挙げられておりまして、土壌浄化法としての土壌還元法であるとか地表下トレンチ法あるいは地表下トレンチ毛管浸透法等々というようなものも挙げられています。こういった土壌処理というものは一体どういう特性があるのか、どういうようにつかんでおりますか。
しかし、土壌浄化法の技術開発のいかんによっては、有機性汚濁物を除去するとかあるいは窒素、燐等の栄養塩類を除去する特性もございますので、われわれといたしましては、三次処理技術の一つの変法として実施し得る可能性があるというふうに考えております。このため、建設省におきましては、昭和五十三年度から下水道事業調査費によりまして下水の土壌による高度処理に関する調査に着手をいたしております。
○玉木説明員 ただいま先生からいろいろデータのお示しがございましたが、この土壌浄化法に関しましては、たとえばそういった生下水を処理する場合、あるいは下水処理水を原水にして土壌の浄化をやる場合、いろいろございます。外国等におきましていろんな調査結果も報告されておりますが、土壌浄化法はいろいろな条件によって非常に変わってまいります。
特にこういった、指定地域になります瀬戸内海の沿岸地域では、大都市には大都市向きの、あるいは中都市やあるいは小都市、あるいは集落、そういった点では、これは公共下水道あるいは流域下水道という、もういまやられている定式化されたやり方に限らず、すでに建設省でも御検討になり、あるいは農林省等では五十二年度実施されておる土壌浄化法ですか、そういった点の研究開発あるいは運用なども具体的に組み合わせていけば、経費が
○沓脱タケ子君 まあ私は土壌浄化法がストレートにすぐ右から左にどこでも役に立つと、そんな一面的な言い方をしていないんですよ。たとえばということです。窒素、燐の除却率が非常に高いという実績があるんだから、そういったものも一つは研究をし、またその成果を発展させるということなども含めてということを申し上げたんです。
○参考人(新見正君) 私が土壌浄化法を研究を始めまして十八年になるでしょうか。データがないのではないかという御指摘に対しまして、データはないのではなくって、実験しかやらさない。日本はそういう実際的な規模のものをつくらさないような行政を現に行っているんです。ですから、データをたくさん必要とすれば、土壌処理を現にやっている外国に行かなければならない、そういう残念さが日本にあるんです。
新見参考人が問題提起をされております、従来の活性汚泥法に対して土壌浄化法とでも言うんでしょうか、非常に新しい指摘といいますか、重要な指摘だと思いますので、その点について幾つかの問題点めいたものを私の方からお尋ねをしていきたいと思います。
土壌浄化法の外国の実態はどうかということですが、まず、水洗便所と雑排水を、小規模になればなるほど一緒に処理している。各家庭というのは全部土壌で処理しております。日本はそれとまるっきり違いまして、小さい規模では雑排水と水洗便所の処理とを一緒にさすことを禁じているんです。これは皆さん初めての方がおられるかと思いますが、特別の申請を建設大臣にいたしましても、受けつけてさえくれない。
○古寺委員 いまお答えになりましたけれども、たとえば地下水の汚染の問題ですとか、ウイルスの問題ですとか、細菌の問題ですとか、それは古いもう明治か江戸時代のお話であって、私が申し上げている土壌浄化法というのは、もちろんそういう心配のない方式なんです。
したがって、この河川の汚濁を防止していくためにはどうしても土壌浄化法というものを用いなければならない。アメリカの水質汚濁防止法のねらいはこの土壌浄化法でございます。したがって、わが国においても、当然こういう点についてはこれから考え方の転換をしていかなければならない、こう思うわけでございますが、長官いかがでございましょうか。
ただいまお話がちょっと出ましたような腐敗型あるいは曝気型、それから土壌浄化法ということに大別されると思うわけでございます。現在は腐敗型が非常に多いわけでございます。これが不十分だという御指摘もただいまあったわけでございますが、これがいま多いわけでございます。